この一本を研ぎ上げました

この1本を仕上げました。300ミリの薄い出刃包丁。180ミリの牛刀と並べてみました。この包丁は背の厚さが5ミリくらいしかありません。なので骨を断つのは困難で大きな身を捌く包丁になります。ボロボロに欠けていたのはマグロを捌いて骨を断つ時に欠けたそうです。YouTubeを見ると骨はノコで切っているようです。それだけ硬いという事。その欠けを落とすのに10ミリくらいは削っています。それで厚くなった切り刃を荒砥で落とすのに一苦労。刃先に砥石が到達するまでひたすら研ぎました。今日は中砥からの仕上げ研ぎ。大きい包丁なので重量もあり研ぎ甲斐のある包丁で、無事仕上がりました。

包丁研ぎのご依頼をお待ちしています。

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