この7本研ぎ上げました。
幸良の出刃包丁はベルトサンダのかなり荒目で削ったようで深い研磨痕になっており、形状もはまぐり刃になっていましたので荒砥で一旦20度にしたら刃先しか砥石が当たらなかったので少しづつ立てて結局15度で全て落とし仕上げました。菊丸の菜切包丁は刃の肌が凸凹していましたので、切り刃の部分だけ磨き上げて刃をつけています。かなり硬い材質でなかなか研ぎ上がりませんでした。角又の三徳包丁はCoゴールドV鋼と刻印がありますので芯鋼がコバルトモリブデン鋼なのかな?こちらもかなり硬かったですよ。腹の部分は傷みは少ないのでゴム砥石で磨いて綺麗にしました。長い包丁他4本は麺屋武双さんの包丁達、定期的に研ぎに出してくださりまして誠にありがとうございます。藤次郎の三徳包丁は刃先に深めのサビ穴がいくつかあったので、1ミリほど刃先全体を落としてかた研ぎ上げました。ステンレスも錆びますので良く乾かしてから仕舞ってくださいね。グレスデンの牛刀、筋引きはもう何度も研いだ包丁。今回刃先の痛みは少なかったので順調に仕上がりました。哲弘の和柄三徳包丁は初研ぎでしたのでいつも通りの研いだのですが、仕上げに少し手こずりましたがバッチリ仕上がっていますよ。
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包丁研ぎトギヨシ




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