この7本を研ぎ上げました

この7本を研ぎ上げました。正本の柳刃包丁は削れないと思ったら全鋼で荒砥でもなかなか落ちず切刃を作るのに苦労、でもその後は順調にとても良い仕上がりになりました。次は滅多に無い蛸引き包丁はかなり癖の強い研ぎ方になっていて、切刃も裏もかなり削り、その甲斐あって良い感じに仕上がりました。正広の出刃は裏に全く手が入っていないので功を奏し切刃を再生してカエリを落としたら良い感じに仕上がりました。正本の大きめの出刃は研ぎ進んで幅が狭くなっていますが錆びも無く良い状態で仕上がりました。正本の柳刃は錆が進んで桂が割れていましたがそのままにし、刃先に1箇所深い錆びあってなるべく影響が無いように仕上げました。義成の小ぶりな出刃は反りがあってなかなか難しい研ぎにな刃線を維持しながらどうにか仕上げました。最後に大きな牛刀はこれも全鋼(安来)で硬いかなと想像していましたが、とても研ぎ易くて日本の鋼は素晴らしい感じた1本でした。

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包丁研ぎ トギヨシ 北海道 釧路市

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