この6本を研ぎ上げました

お得意様の包丁5本、片刃祭り笑。出刃包丁が一気に3本も!大きい白寿は刃先が欠けていたので刃線を整えながら欠けを落として仕上げました。真ん中の忠近の出刃はだいぶ研ぎ進んで幅が狭くなっていますね。刃先は錆びて、錆穴もあったので刃先を錆穴の影響が出にくいところまで落として仕上げました。一番小さいのはアジ切りかな?釧路ならチカ魚用だと思います。ほぼ新品でしたが裏が真っ赤っかに錆びていたので削って綺麗にして、仕上げました。柳刃は珍しい両刃形。こちらも鋼が錆びていましたが、荒砥で綺麗に消えました。菜切りも鋼が錆びていたのと欠けがありましたので刃線を整えながら刃先を削ってから仕上げました。小ぶりな忠房の出刃はしばらく戸棚に仕舞われていて、箱を開けたらびっくり錆だらけ。とくに裏が酷くしかも深いので、まずサビハイダーに一晩つけて赤錆を置換し、禁じ手ですがディスクグラインダで削ってなんとかしました。この時ばかりは直径1mの丸砥石が欲しいと思うのです。そのRが裏スキのRなので。

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包丁研ぎ トギヨシ 北海道 釧路市

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