この2本を研ぎ上げました。

木屋利光の三徳包丁は他所で研がれたモノで切れ味が良くなく、斜めに入ってしまうという事で研ぎの依頼されました。後ろから見ると芯金の位置が著しくズレていて台金が殆どない状態、でもこれは刃身を薄めるのに削ったら後ろに向けて斜めに削れていることが判明。いやー余りにもめちゃくちゃな研ぎ方に直すのもひと苦労。刃身落としも削れ過ぎないように慎重に行いました。

北王の出刃包丁は柄にビニールテープが巻いてあり満身創痍な状態。最初に柄を動かしてみたら、グラつかないのでそのままで研ぎますと伝えてましたが、気になって柄を外したらびっくり!中子が痩せていてそこにビニールテープを巻いて差し込んでありました。柄を外してよかった。このまま渡したら柄スッポリ抜ける所でした。刃先の方は何ヶ所か欠けていたので刃線を整えながら落とし、切刃は18度くらいで研ぎ直しました。

毎日包丁研ぎの依頼を頂けて感謝です

包丁研ぎの依頼を心よりお待ちしています

このブログにイイネしていただける。とメチャクチャ嬉しいです。

包丁研ぎ トギヨシ 北海道 釧路市

コメントを残す