2024年の最後はこの5本を研ぎ上げました。

初めてのお客様4本もありがとうございます。

旭國丸の出刃包丁は少しの欠けと裏に錆びが広がっています。cnsベベルで磨いて綺麗に復活。切刃は20度で削り直してから仕上げました。関孫六の三徳包丁は珍しい和柄タイプ、魚の骨を切って、欠けてはいませんが刃先が大きく歪んでいます、歪みがなくなるまで3ミリくらいは削ったかな、魚の骨を切るのは出刃包丁を使いましょう。

角馬ブランドの包丁は初めて見ました。本研と書かれているので本刃付けされていたと思われます。どちらも片刃のように研がれていたので両刃に戻して仕上げました。大きな牛刀はだいぶ研ぎ進んで刃身が厚いので片側5度で切刃を作り仕上げました。研いだ感想は少し柔らかめの材質かなと感じです。

宗隆三徳包丁は修学旅行土産の定番。大きく欠けてしまいとても後悔されたそうで、復活しますかと持ち込まれました。はい全く問題ありません、とお伝えし、研ぐことに。欠けが消えるのに5ミリは削ったと思います。そこまで研ぐと刃身が厚くなるので片側5度で刃を薄くし過ぎない用にしてから仕上げました。

包丁の刃先はとても繊細です。尖った先が見えないくらい鋭利になっています。長持ちさせるには、固いものや、まな板に注意してください。

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包丁研ぎ トギヨシ 北海道 釧路市

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