




ゾーリンゲンのシェフナイフと思われる包丁。だいぶ使い込まれて満身創痍。刃先はかなりガタガタ。荒砥で落とすのですが手元近くの出っ張りの影響で端まで砥石が当たらず苦労しました。刃の腹も傷だらけだったの荒砥から砥石で磨いて綺麗になりました。
出刃一本と牛刀3本は1/19のイベントでお預かりしたモノ。その場で見てこれは修正するのに時間がかかると予想されました。牛刀2本は研ぎ進んでしまい、刃身の厚いところに鈍角の刃を無理矢理つけた状態。刃の角度は60度くらいあったのでは?それでは切れません。まず水研機で片側5度で切刃を作りますが、元の研ぎがアンバランスで、全長の半分はいつまで削っても刃先まで砥石が当たらず少し残して荒削りをやめました。後は手研ぎに移り休憩しながら仕上げ切ました。いやーかなりの作業量。1番楽だったのは出刃包丁というオチ。
今日は強者ばかりでした。^_−☆
今年も包丁研ぎの依頼を心よりお待ちしています
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包丁研ぎ トギヨシ 北海道 釧路市
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